落合山林の季節の話題をお送りします

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ニホンヒキガエルの卵

  • 2019年03月22日
苦手な方はごめんなさい。

真庭市内の山の林道にて発見しました。
水溜りを利用して産卵したようです。

直径が1.5メートルほどの水溜りにびっしり産んでいました。
産卵直後の卵のうは直径5㎜程度のようですが、こちらは水を吸ってφ2㎝ほどに膨らんでいます。

成長すると大人のこぶし大に成長するヒキガエルですが、幼生のヒキガエルはわずか5㎜程度。
生き残るのはわずかと考えられます。
皮膚から毒を分泌しますが、蛇のヤマカガシは本種を捕獲・丸のみしてしまい毒を貯蓄、利用します。


【2019.3.20 真庭市内】 記事詳細へ

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ミソサザイ(死体)

  • 2019年03月19日

落合山荘の浴室内にて死んでいるのを発見しました。
いつ、どこから入ってきたのか分かりませんが、衝突死か餓死だと思われます。

ミソサザイは森林内の渓流付近に見られる全長11㎝ほどの小型の野鳥で、高音でよく響く美しい声で鳴く鳥です。
社有林内でも奥地で見かけることはありましたが、山荘付近にも生育していることが分かりました。

これから暖かくなると夏鳥が渡ってきてたくさんの野鳥が見れる季節となります。
双眼鏡を持って観察に行く機会が増えそうです。


【2018.3.17 落合山林】 記事詳細へ

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コキクガシラコウモリ

  • 2018年12月24日

岡山県レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に分類されている希少な種です。

以前紹介したキクガシラコウモリよりも小さな個体ですが、顔はよく似ます。

辺りには餌となった蛾の翅が多数落ちていました。
動物の生息には安心できる住処はもちろん、たくさんの餌も必要です。

このような現場を確認することで、森林の大切さを改めて確認することができます。


【2018.12.24 落合山林】 記事詳細へ

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ジムグリ

  • 2018年10月16日
お腹側の市松模様が特徴的な日本固有種の無毒ヘビ。
名前は「地もぐり」に由来する。



沖縄を除く本土には8種類のヘビがいて、毒があるのはマムシとヤマカガシの2種のみ。
それらの特徴を押さえておけば、それ以外が無毒のヘビと判ります。
社有林では7種まで確認できています。

解放した後の軍手に何とも言えない嫌なにおいが残ったのですが、
危険を感じると独特のにおいを出す習性があるようです。

尻尾を高速で振りながら逃げていきました。


【2018.10.15 落合山林】 記事詳細へ

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ウリボウ

  • 2018年09月04日
親とはぐれたであろうイノシシの子供がウロウロしています。
背中にはウリのような模様がくっきりと見られます。



土の中を鼻先で掘ってミミズなどの餌を探していますが、
夢中になりすぎてあまり人間に気づかないのは幼さのせいでしょうか。

逃げ足はとても早く追いつけません。
次に出てきたら捕まえて食べてやろうと思います。


【2018.9.3 落合山林】 記事詳細へ

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