落合山林の季節の話題をお送りします

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ウグイス営巣

  • 2024年05月02日
草刈り中、笹やぶにてウグイス営巣を見つけました。



球状だったので、一瞬カヤネズミの営巣かと思いましたが、中にはあずき色の卵が。
笹を上手に編んで、楕円形の球状に成形しています。地上高は1メートルほど。
藪という場所がらウグイスかなと予測して、帰って「鳥の巣図鑑」で確認したところ、
やはり特徴的な卵の色からウグイスであることが分かりました。

付近に親鳥は見られませんでしたが、今後も継続して温めて欲しいと願います。
これだから、草刈りは適度にしないといけませんね。

【2024.5.2 落合山林】 記事詳細へ

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植林その後

  • 2024年04月26日
3月23日に約35年ぶりに植林をして一か月が経過しました。
この春は雨も多く、すっかり初夏の気配です。
植林したヒノキは枯れ木もなく元気に育っていました。

さて、植林直後は山も茶色一色でしたが、、、


今は下草が旺盛に生えてきています。

向かって左手が南方向となり、立木が残っている影響で木陰とならない右側ほど伸びが旺盛です。

対策として輸入コーヒー豆やスパイス類の麻袋を再利用した防草シートを試しています。





原料が麻のため、将来的には自然に分解され回収の必要がありません。
マルチ効果があり下草との競合から守られるうえ、保温効果による成長促進が期待されます。
なお、麻繊維には木酢タールが含侵されており、耐久性向上も期待されます。

麻の厚みや1本あたりの敷設枚数、繊維に染み込んでいる成分など異なる条件で比較してみます。
炎天下での過酷な下草刈り作業やハチ刺されリスクなどを避けるため
これまでのあたり前の発想を転換すべく改善していきます。

【2024.4.25 落合山林】

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植林イベント

  • 2024年03月23日
社有林にて約35年ぶりの植林を実施しました。
服部グループ社員のご家族や岡山木材市場メンバーとその顧客の皆様、総勢35名での実施。


当日はあいにくの雨、しかも山は約45°の急傾斜。
参加者の皆様はカッパを着用し、転げ落ちないように夢中になって植えていただきました。
本当にありがとうございました。


下山後は落合山荘にてランチタイム。
イノシシ肉や原木椎茸のBBQや、イヌエンジュ輪切りのコースター作りを楽しんでいただきました。


今年は5月に岡山県で全国植樹祭も開催されます。
木を切って使って植えて育てるサイクルを回しながら、次の世代に多様性のある山をつないでいきます。

【2024.3.23 落合山林】 記事詳細へ

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高岡神社

  • 2024年01月14日
真庭市上中津井にある神社です。
1月も半ばですが、かなりの人が参拝に来ていました。
お目当てはもちろん、あの話題の“龍”。





参道入口右にある樹齢800年とも言われる平安杉の折れた枝が龍に見えるものです。
確かに、目や角、たてがみ、あごひげなどが龍に見えますね。

最初は氏子の方も気づかず、昨年末にYouTuberによって拡散され話題となったようです。
約250段の石階段を登ると、龍の手水舎や龍みくじがあり、随所に龍を感じられ
まさに辰年にふさわしい神社でした。
ぜひ皆さんも足を運んでみてください。





【2023.1.14 真庭市上中津井】 記事詳細へ

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クマタカ

  • 2023年12月02日

飼育していた烏骨鶏がクマタカに襲われました。

クマタカと言えば、国内では絶滅の危機に瀕している“森の王者”です。
生態ピラミッドの頂点に立つ種であり、翼を広げるとその大きさ170センチとも。
ノウサギやヤマドリなど小動物を獲物とする猛禽です。

普段は見たくてもなかなか見れない鳥、憧れの鳥であり
山を管理する身としては、経済性を持たせつつ、クマタカが生息できる山にしたい!と思っていました。

烏骨鶏が襲われたことは残念でしたが、クマタカの存在を教えてくれたことに感謝しています。
悲しさと嬉しさが入り混じる、興奮した一日でした。

※放し飼いにしていた烏骨鶏が襲われたのは3回目であり、いずれもメスが狙われています。
 過去2回は捕食者を特定できておらず、カラスやキツネだと思っていましたが
もしかしたらクマタカだったのかもしれません。

【2023.12.1 落合山林、岡山県レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類】 記事詳細へ

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