落合山林の季節の話題をお送りします

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二ホンマムシ

  • 2024年07月20日

写真では分かりませんが尻尾を痙攣させて威嚇しています。

この時期夕方になるとアスファルト上にヘビ類が良く出てきます。
マムシは意外と遭遇する機会が少なく久しぶりに見ました。
体が太いですね。

また、マムシは臭みがなくて美味らしく、車に轢かれてもカラスなどに早めに処理されるそう。
そういえば他のヘビは当分道路上に放置されている気がします。
皮は絆創膏代わりにもなるとか。
いつかは賞味してみなければ!?

【2024.7.18 真庭市西河内】 記事詳細へ

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ヒバカリ幼蛇

  • 2024年06月07日

「咬まれたら命はその日ばかり」が名前の由来ですが無毒ヘビです。
両首の白班が特徴。
絶滅危惧種に指定されてはいませんが、目撃する機会は少なく貴重なヘビになりつつあると思っています。

落合山林で見かけるのは2回目ですが、いずれも幼蛇。
これくらい小さいと他のヘビに捕食されるリスクもあるでしょう。
成蛇も見てみたいです。

【2024.6.6 落合山林】 記事詳細へ

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二ホンアナグマ

  • 2024年05月10日

丸太出荷中に近所の犬が道沿いの山に追い込んでいました。
犬と人間に挟まれて退路を探している状況のアナグマです。

アナグマは鼻筋が白っぽいため、外来種として知られるハクビシンと間違われることがありますが
昔から里山に生息する在来種です。
ムジナとも呼ばれます。

猟師の先輩曰く、「一番おいしい」らしいのですが、
今の時期は脂も落ちて痩せていますね。一度賞味してみたいものです。

【2024.5.10 真庭市西河内】 記事詳細へ

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ウグイス営巣

  • 2024年05月02日
草刈り中、笹やぶにてウグイス営巣を見つけました。



球状だったので、一瞬カヤネズミの営巣かと思いましたが、中にはあずき色の卵が。
笹を上手に編んで、楕円形の球状に成形しています。地上高は1メートルほど。
藪という場所がらウグイスかなと予測して、帰って「鳥の巣図鑑」で確認したところ、
やはり特徴的な卵の色からウグイスであることが分かりました。

付近に親鳥は見られませんでしたが、今後も継続して温めて欲しいと願います。
これだから、草刈りは適度にしないといけませんね。

【2024.5.2 落合山林】 記事詳細へ

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クマタカ

  • 2023年12月02日

飼育していた烏骨鶏がクマタカに襲われました。

クマタカと言えば、国内では絶滅の危機に瀕している“森の王者”です。
生態ピラミッドの頂点に立つ種であり、翼を広げるとその大きさ170センチとも。
ノウサギやヤマドリなど小動物を獲物とする猛禽です。

普段は見たくてもなかなか見れない鳥、憧れの鳥であり
山を管理する身としては、経済性を持たせつつ、クマタカが生息できる山にしたい!と思っていました。

烏骨鶏が襲われたことは残念でしたが、クマタカの存在を教えてくれたことに感謝しています。
悲しさと嬉しさが入り混じる、興奮した一日でした。

※放し飼いにしていた烏骨鶏が襲われたのは3回目であり、いずれもメスが狙われています。
 過去2回は捕食者を特定できておらず、カラスやキツネだと思っていましたが
もしかしたらクマタカだったのかもしれません。

【2023.12.1 落合山林、岡山県レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類】 記事詳細へ

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