落合山林の季節の話題をお送りします

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アブラゼミ羽化

  • 2021年07月26日

朝、外の枯れ草にセミの羽化を目撃しました。
既に抜け殻からは出ていて、翅を乾かしている状態でした。
後で飛び立ってから抜け殻を調べるとアブラゼミのようです。

なんとも言えない神秘的な色に感動を覚えるほどでした。
脱皮の間は完全な無防備状態なので、夜中から準備して朝早い時間には飛び立てるよう準備するのでしょう。

成虫の命は2~3週間と言われます。

【2021.7.26 落合山林】
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オオスズメバチ

  • 2020年10月19日

スズメバチの中でも最大にして最強の種です。
羽音は鈍く低音で、近づいてきたらじっとしなくてはなりません。

甲虫を捕食中であり、このようにエサに夢中の時には少々近づいても刺されません。
オオスズメバチの巣を捕獲し蜂の子を狙う達人は、このようにエサを食べている最中に
紙縒り(こより)を腹に結びつけて巣の場所を特定するのをテレビで見たことがあります。

刺されると大変危険ですが、昆虫界における捕食者でもあり
毛虫などの増殖を抑えている役割も担っています。
10月いっぱいは活動が見られますので、もうしばらくは注意が必要。

ちなみにミツバチは英語でbeeですが、スズメバチはhornet。
以前、UBC学生が教えてくれました。

【2020.10.16 落合山林】 記事詳細へ

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カブトムシ、クワガタ

  • 2020年07月20日


今年もカブトムシ、クワガタのシーズンがやってきました。
7月になってから毎週のように探しに行っていましたが、雨が多いせいかなかなか見つけられませんでした。
先週あたりからようやく採れるようになってきています。

こちらではミヤマクワガタが良く採れますが、私が子供の頃はほとんどノコギリクワガタでしたので
所変われば採れる種類も変わってくるようです。

エサにスイカというイメージがありますが、水分が多くおなかを壊してしまうようなので
蜜かゼリーの類がいいでしょう。

最近ではホームセンターで買う人も多いようですが、
やっぱり汗をかきながら山で採る体験こそ何よりの宝物。
是非、お子さん連れでお越しください。

【2020.7.19 真庭市西河内】 記事詳細へ

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アゲハ

  • 2020年07月13日


大雨の後の晴れ間を優雅に飛んでいました。
アゲハの類は雨の翌日に水溜まり吸水する特徴があり、
写真のようにコンクリートやアスファルトの湿ったままの場所にも寄ってきます。

全国的に普通に見ることができる種のようですが、
落合山林ではミヤマカラスアゲハやモンキアゲハをよく見るため
白い模様が目立つ本種は珍しい来客でした。

食樹はミカン科なので、柑橘類農家にとっては厄介なチョウなのかもしれません。

【2020.7.11 落合山林】 記事詳細へ

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タマムシ

  • 2020年06月25日


雨の中、山林事務所前のサクラ丸太に止まっていました。
この丸太は数年前から置いており、材の周囲は朽ち始めています。

調べてみるとタマムシの幼虫はエノキやケヤキ、サクラなどの枯れ木を食べ、
2~3年すると材の中でさなぎとなり、羽化後に穴をあけて外に出てくるようです。
絶好の産卵場所&住処となっていたみたいです。

それにしても昆虫は食草があったりと、特定の植物との結びつきが強いのですが、
よくそれらを見つけられるなと感心します。
多様性が大切です。

【2020.6.25 落合山林】
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