落合山林の季節の話題をお送りします

ヘッダーイメージ

カテゴリー

月別アーカイブ

タゴガエル

  • 2022年10月21日

山間の小渓流に生息するアカガエルの仲間。
岡山県レッドデータブックで準絶滅危惧に指定されており、個体数の減少が懸念される種です。

山の現場でも、「グゥッ、グゥッ」という低くて地味な鳴き声を聞くことがあります。
水の流れがほとんどない、でもチョロチョロと水が染み出ているような岩の隙間などから
声を聴くことが多く、姿を探しますが見つけられたためしがありません。

偶然の出会いに嬉しい思いでした。

【2022.10.20 落合山林】 記事詳細へ

ページの先頭へ

センブリ

  • 2022年10月19日

こちらも社有林で久しぶりに見た植物です。
いわゆる生薬で、とても苦い薬草です。
「良薬口に苦し」とはこの植物が由来なのでは。

花はとてもきれいで、星状の白い花を数個付けます。
乾燥した赤土に咲くのは他の植物との競合を避けるためでしょうか。

薬草としてではなく観賞用としても価値がある花だと思います。

【2022.10.18 落合山林】 記事詳細へ

ページの先頭へ

コウタケ

  • 2022年10月18日

手のひらよりも大きく、恐竜の皮膚のようなグロテスクなキノコです。
漢字で書くと香茸。お香のような強い香りがあり、一説によると松茸よりも貴重だとか。

松茸はアカマツ林に生えますが、コウタケは広葉樹林に近い場所に生えると言われます。
発生期間が短く、豊凶の差がはっきりしているようです。

私自身、前任者に教えてもらって以来なので、約十数年ぶりに見ました。
久しぶりに嗅いだ匂いはやはり特徴的。
形容しがたいのですが、どこか甘いような、変な匂いではありません。

【2022.10.18 落合山林】 記事詳細へ

ページの先頭へ

ミゾソバ

  • 2022年10月06日

当社山林内のクリ園林床に生えている山野草で、
薄ピンク色の金平糖のような小さな花が連なります。

クリ収穫のために一帯を草刈りしましたが、その後に伸びてきたと思われます。
葉っぱはアサガオを連想させますが、牛の顔に似ているということで別名がウシノヒタイ。

秋は意識してみると小さいですが色とりどりでいろいろな花が咲いていて興味をそそります。
秋の七草を探してみるのもいいかも。

【2022.10.5 落合山林】 記事詳細へ

ページの先頭へ

カイツブリ営巣

  • 2022年10月02日

ダム水面にカイツブリのつがいが営巣しています。
車で通りながら見る分にはいいのですが、止まって観察しようとするものならば
すぐさま潜ってしまい、しばらく上がってきません。

カイツブリの巣は水面に浮かぶ枝や葉っぱを集めて作られます。
陸生の肉食動物からは避難できますが、今日のような日差しの強い日中は何とも暑そうです。

【2022.10.2 落合山林】 記事詳細へ

ページの先頭へ