落合山林の季節の話題をお送りします

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モリアオガエル卵塊問題

  • 2025年06月11日
今年もモリアオガエルの産卵が旺盛です。
既に3か所に15個以上の卵塊を確認しており、順次オタマジャクシが孵化しています。



問題は、、、卵を産む位置。
真下の人工池ではなくアスファルトの上に落ちる箇所にも産んでいるのです。
どうも垂直感覚は弱いらしい。


仕方なくロープで枝を引っ張ったり、水を張った鉢を置いたりしていますが
これ以上増えると対応できません。

一方、林道ではどう考えても深さが足りない水溜まりを狙って産卵していました。

こちらはシダごと切って別の池のほとりへ。

1つの卵塊に500個ほどの卵を産んでいると言われています。
人工池では直径2メートルの中に6,000匹のオタマジャクシになる計算。
いったいどうなるのでしょうか。

2025.6.8 落合山林 記事詳細へ

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二ホンノウサギ

  • 2025年06月03日

北海道以外に生息する日本固有種。
山では植林木の芽や皮をかじるため、5㎝以下の網目のネット等で周囲を囲い侵入を防ぎます。

見かけることは少ないですが、糞を確認することで存在がわかります。
ちなみに消化が不十分なため1回目の糞はその場で食べるそうで、
我々が見かける糞はほとんどが2回目の糞とのこと。

冬毛タイプも見てみたい。


2025.5.15 真庭市西河内 安藤撮影 記事詳細へ

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シロハラ落鳥

  • 2025年01月19日

バードストライクによる落鳥が続いています。
今回はシロハラ。

前回のトラツグミと同じくツグミ科で、日本では冬鳥として今の時期に見ることができます。
ミミズが好きなために落ち葉の上などをカサカサと歩きます。
鳴き声が特徴的で一度聞くと覚えるため、ぜひ動画などで聞いてみてください。


名前ほど白いお腹ではなく、少しグレーが混じる毛色です。

2025.1.18 落合山林 記事詳細へ

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トラツグミ

  • 2025年01月14日

山荘玄関ガラスにぶつかったトラツグミです。
ツグミ科の留鳥で全長約30㎝(ハト大)、トラ模様に見える羽根が特徴的。

ちょうど前日の探鳥会にて落合地区で珍しく3個体を確認したところでした。
今年はトラツグミが多いのでしょうか。

夜中に「ヒィー、ヒィー」と細い声で鳴くため、鵺(ぬえ)とも呼ばれ、
気味悪がられている鳥ですが、姿はとてもきれいです。

山荘玄関は今回で4羽目の落鳥現場となり、さらに対策が必要と感じています。

2025.1.14 落合山林 記事詳細へ

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アオゲラ幼鳥

  • 2024年07月27日

巣立ちびなと思われる幼鳥です。
羽根の色が緑っぽいためアオゲラでしょう。

アオゲラは中型のキツツキで成長になると29㎝ほどになります。
鳴き声が特徴的なので、姿は見えなくても存在を確認しやすい野鳥です。

巣立ちびなを見つけた場合、周囲で親鳥が見守っている可能性があるため
保護したりせずにそっと見守りましょう。

【2024.7.25 真庭市上水田】 記事詳細へ

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