落合山林の季節の話題をお送りします

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ニホンジカ

  • 2025年10月06日
動物が生息することは豊かな山の証拠ですが、行き過ぎると深刻な状況となります。

社有林では年に数回見かけることがありますが、久しぶりにニホンジカ雄を確認しました。

シカは自分の背丈以下の植物を食べるため、生息数が増えすぎると下層植生がなくなります。
せっかく植えた苗木や新たに生えてきた新芽を食べられると森の木は更新できません。
食べるものが無くなると落ち葉まで食べると言われており、
地表があらわになった土地は土砂災害のリスクが高まります。

さらに、シカの繁殖率は年間2割と言われ、10頭であれば2頭増ですが、
10,000頭であれば2,000頭/年増加してしまいます。
天敵がおらず、対策だけではなく捕獲が必要となっています。

2025.10.3 落合山林 記事詳細へ

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