落合山林の季節の話題をお送りします

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アラカシ

  • 2010年01月27日

冬でも落葉しないブナ科の木です。
ブナ科の樹木は日本に22種類あり、ブナやクヌギ、クリのように
冬は葉を落とす落葉樹と、シイやカシ類のように年中緑の常緑樹があります。

"カシ"と名のつく木は、一般的に材質が硬く大木になるものが多いです。
大木になるゆえ、地中では根をよく張り地盤を強く保持します。

スギ・ヒノキ林の間伐を進めていく上でも、所々にこのような広葉樹を残すことで
植生豊かな健全な山となります。 記事詳細へ

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シキザクラ(四季桜)

  • 2009年12月15日

紅葉が終わり木々の落葉もだいぶ進んでいる今日この頃ですが、
山荘のダム沿いにシキザクラの花が1本咲いています。

春の開花時は他のサクラに紛れるため目立ちませんが、
秋の開花は目に留まります。淡い白色で春よりも小ぶりな花ですが、
寒空のもと、ひっそりと咲く姿はたくましいです。

隣には春に備えた冬芽も見られ、冬の期間もただ休眠しているだけではないという
生きる姿を感じました。 記事詳細へ

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ホタルブクロ(キキョウ科)

  • 2009年06月29日

釣鐘状の花が特徴的な初夏の山野草。落合山林では先週から林道脇に見られるようになりました。
ホタルの飛び交う時期に咲くのでこの名前がついたのでしょうか。今週の長雨で早々に散らなければいいのですが。 記事詳細へ

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ヤマアジサイ

  • 2009年06月29日

山では一般的なアジサイより一足先に咲きます。スギ林などの下の湿った日陰に見られます。
花は小ぢんまりと落ち着きのある色ですが、近くで見るとその繊細さ、きれいさに感動します。
あと二週間ほどは見頃。ヤマアジサイで季節を感じてみてはいかがですか。 記事詳細へ

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山のエビフライ

  • 2009年03月19日

松林で見つけたエビフライのようなもの、何だか分かりますか?
正体は"松ぼっくり"。リスが松ぼっくりについているうろこ状の鱗片をかじり、中の種を食べた跡という訳です。辺りを探すとあちこちに落ちています。隣に立つ直径20センチほどのマツの木が食事場となっているのでしょう。

このように直接姿を見ることができなくても、食べ跡や糞などの観察から生息する動物が分かるものです。 記事詳細へ

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