落合山林の季節の話題をお送りします

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草刈り作業

  • 2022年09月02日
草刈り作業中にハチに出くわすことは良くあることです。

今回もうっかり巣を壊してしまい、怒ったハチが大量に出てきて
危うく刺されるところでしたが何とか回避できました。

今年の草刈りは労働強度軽減のため、重機アタッチメントに破砕機が付いた機械を借りています。

大きく伸びた草やかたい笹、しつこいカズラ類に対しても効果的で
猛暑日でも汗をほとんどかかずに草刈りできる点がメリットです。
約15㎞の延長を10人工ほどでかけて刈りました。

しかし林道脇はハチの巣の宝庫で、今週は2日間でスズメバチ2回、アシナガバチ1回に出くわしました。
このことを考えると、できればキャビン付きがいいですね。

【2022.8.31 落合山林】 記事詳細へ

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雪かき

  • 2022年01月20日

大寒らしい寒さとなりました。
朝7時ごろから吹雪き、みるみる積もっていきました。


積もった雪を早く溶かすためには雪を“動かす”ことが必要です。
車で踏み固めた轍部分は圧雪されてアイスバーンと化してしまうため、
なるべく早いうちに雪かきをしておくと日中の気温上昇とともに融雪が早まります。

雪かきをした場所とそうでない場所の溶け方はだいぶ異なるため、
今日も現場へ行く前に手分けして雪かきを実施しました。
けっこういい運動になり体もポカポカなります。

明日の朝も雪かきだろうな。

【2022.1.20 落合山林】 記事詳細へ

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慶應義塾林の整備

  • 2021年12月08日
落合山林に隣接する慶應義塾林・岡山落合の森の作業を実施しています。
来年度は学校創立75周年の記念植樹が予定されており、その植栽地の整備作業です。

12月6日には東京から先生2名を迎え、立会いの下作業を見ていただきました。
伐採作業や重機作業の動画撮影にも熱心で、生徒さん達にも見ていただけると思います。

山にはカラマツをはじめ、コナラやホオノキ、ヤマザクラなどが生えていましたが、
これらも丁寧に伐採、製材し木材製品として利用することでCO2の固定化につなげます。

今の状況が落ち着き、盛大な植樹祭ができることを願います。

【2021.12.8 真庭市西河内 慶應義塾・岡山落合の森】 記事詳細へ

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岡山甘栗収穫

  • 2021年11月03日

事務所裏の斜面に岡山甘栗を植えていますが、岡山3号がピークを迎えています。

大粒の岡山1号は10月上旬にほとんどが落果し既に収穫を終えており、
今は小粒の岡山3号の時期です。

先日の二ホンアナグマは毎晩のように出現し、冬眠前の栄養を蓄えているようですが、
こちらも昼間は負けじと収穫しています。
だいたい30分ほどで写真の量が収穫できました。
先般実施した山林研修で斜面にブルーシートを敷いてもらったため、収穫が去年よりも楽ちんです。

クリの木は枝が混みあってくると枯れやすいため、
収穫が終了したら思い切って間伐や剪定をしようと計画しています。

【2021.11.2 落合山林】 記事詳細へ

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月齢伐採

  • 2021年10月06日

本日、10月6日は新月です。
待ちに待った“月齢伐採”を実施しました。

月齢伐採とは木が水を吸い上げない休眠期である9月から2月の下弦の月~新月に
木を伐採することで狂いにくく腐りにくい良質の木材を生産する伐採技術です。

昔から先人たちは自然の法則に従って農作業のタイミングや木の伐採時期を
決めていたと言われます。
竹細工職人も秋の新月日に一年分の竹を伐採するそうです。

科学的根拠があるかどうかの検証は今後の課題ですが、
我々も“良質な木材生産”、“付加価値向上”を目的としてこの実験を行いました。
今後、ヒノキはひと月、スギは3ヶ月の天然乾燥を行い、製材後も自然乾燥を実施します。

比較対象として、半月後の満月時期にもサンプル木を伐採する予定です。
また、斜面上方と斜面下方への伐採を両方試し、どちらがより効果があるかを検証します。
改めて報告させていただきます。

【2021.10.6 落合山林】
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