落合山林の季節の話題をお送りします

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岡山甘栗収穫

  • 2021年11月03日

事務所裏の斜面に岡山甘栗を植えていますが、岡山3号がピークを迎えています。

大粒の岡山1号は10月上旬にほとんどが落果し既に収穫を終えており、
今は小粒の岡山3号の時期です。

先日の二ホンアナグマは毎晩のように出現し、冬眠前の栄養を蓄えているようですが、
こちらも昼間は負けじと収穫しています。
だいたい30分ほどで写真の量が収穫できました。
先般実施した山林研修で斜面にブルーシートを敷いてもらったため、収穫が去年よりも楽ちんです。

クリの木は枝が混みあってくると枯れやすいため、
収穫が終了したら思い切って間伐や剪定をしようと計画しています。

【2021.11.2 落合山林】 記事詳細へ

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月齢伐採

  • 2021年10月06日

本日、10月6日は新月です。
待ちに待った“月齢伐採”を実施しました。

月齢伐採とは木が水を吸い上げない休眠期である9月から2月の下弦の月~新月に
木を伐採することで狂いにくく腐りにくい良質の木材を生産する伐採技術です。

昔から先人たちは自然の法則に従って農作業のタイミングや木の伐採時期を
決めていたと言われます。
竹細工職人も秋の新月日に一年分の竹を伐採するそうです。

科学的根拠があるかどうかの検証は今後の課題ですが、
我々も“良質な木材生産”、“付加価値向上”を目的としてこの実験を行いました。
今後、ヒノキはひと月、スギは3ヶ月の天然乾燥を行い、製材後も自然乾燥を実施します。

比較対象として、半月後の満月時期にもサンプル木を伐採する予定です。
また、斜面上方と斜面下方への伐採を両方試し、どちらがより効果があるかを検証します。
改めて報告させていただきます。

【2021.10.6 落合山林】
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特伐作業

  • 2021年05月07日
美作市平福地内にてヒノキ、エノキ等の特伐作業を行いました。

エノキは小屋の屋根に覆いかぶさっていたため、通常の伐採は不可。
クレーンでの吊り切りとなりました。
エノキの葉には毛虫が付きやすいうえ重量も嵩むため、できれば葉っぱの出ていない3月頃
までに行いたかったのですが依頼主様のご都合等もあり連休明けの作業となりました。


幹の太さに目がいきがちですが、実は葉っぱが重たい。
この枝は約600㎏とのこと。


二股のうち、片方は付け根から伐採、もう片方は剪定をして作業完了。
依頼主様にも終始作業を見守ってもらい大変喜んでいただけました。

【2021.5.7 美作市】 記事詳細へ

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架線集材

  • 2021年03月08日
『架線集材』

本日より架線集材で出材を始めました。
当社には技術も道具もないため、同業者である㈲坂口商事さんにご指導いただいています。


通常の伐採・搬出作業では作業道を作って山に入っていくのですが、
急峻な現場では道を付けること自体ができません。
そんな時、昔からある架線集材の技術は有効です。


今は林業機械が発達してきたことで、この架線集材の出番は少なくなっており
できる業者さんも少なくなりました。
高所で荷を吊ること、張力のかかったワイヤーを扱うことなどリスクも高いです。
安全第一にしっかりと勉強します。

【2021.3.8 真庭市鹿田】 記事詳細へ

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国際インターンシップ2018

  • 2018年09月14日
今年も岡山大学の国際インターンシップの受け入れが始まっています。
4週間の期間の半分が過ぎようとしていますが、慣れないチェーンソーの扱いに苦労したり
英語でのコミュニケーションを図ったり、学生たちにとって貴重な体験となっています。


 チェーンソー作業


 松茸山状況確認


 測量


 松茸化粧箱作り

インターンシップでは日本の林業や森林について学ぶとともに、働くことについても向き合うことになります。
異文化という環境も伴い英語でのコミュニケーションを通じて、若い人材にとって刺激の多い学びになることを期待します。


【2018.9.14 落合山林】 記事詳細へ

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